エンドを活用して、かわいらしく情報性の高い陳列を実現

左から相鉄ローゼン三ツ境店副店長 丸尾英明氏同店家庭用品担当 山下裕子氏

「これまでもペティオさんのコンテストでは賞をいただいてきましたが、今回はエンド1本での展開でしたので、グランプリと聞いてびっくりしています。今回もこれまでと同様に、お客さまの目に止まりやすい演出を行い、足を止めていただく、という基本に沿った陳列を行っています」と同店副店長の丸尾英明氏は語る。　

実際に陳列のアイデアを考え、売場を作っているのは、同店・家庭用品担当の山下裕子氏だ。「ボリューム感や色のバランス、かわいらしさなど、その時によって違いますが、何かをお客さまに感じていただき、楽しさや感動をご提供できる陳列をめざしています。その上で今回は、ホームページなどで商品をよく調べて、栄養成分や投薬補助に使えるといった商品の特徴を強調しました。陳列作業や販促物の制作は、業務の合間に少しずつ進めました」（山下氏）。　

パッケージの犬や猫をあしらうなど細部まで作り込んだ演出や、コメントで情報発信するなど、来店客が思わず目を引く売場作りに成功している。この陳列は販売実績も好調で、追加発注を行うほどの売れ行きを記録した。　

丸尾副店長は、「やはり担当者自身が、苦労しながらも楽しんで取り組んでいることが、お客さまにも伝わっているのだと思います。今後も担当者の創造力に期待して、機会がある限り積極的に取り組んでいきたいと思います」と語ってくれた。

投薬補助に使えるという「ちょビッツ」特徴を訴求するなど、情報性の高い売場を作り上げた