独自性にこだわった売場づくり
バニラヨーグルトコース 大陳部門 グランプリ マックスバリュエクスプレス 大物店 (兵庫県尼崎市)
左から、大物店 水産部の松原エミ氏、グロサリー・ノンフード部マネージャーの瀧口真嗣氏、日本ルナ(株) 近畿圏営業所の菅龍志氏、大物店 事務員の竹中雅美氏
「コンテストのためではなく、お客さまに喜ばれることを考えた売場でグランプリを受賞できたのは、とても光栄です」とグロサリー・ノンフード部マネージャーの瀧口真嗣氏は語ってくれた。
同店は、瀧口マネージャーとオブジェなどの製作を担当する水産部の松原エミ氏、そして、イラストを担当する事務員の竹中雅美氏の3名がチームとなって、店内の商品や売場の演出を縦横無尽に行っている。店長の岡田正和氏は「チェーンストアとして、標準化や効率化を重視しつつ、独自性のある売場演出によってお客さまがお買物を楽しめる店舗でありたい」と考えており、支援している。
今回も、瀧口マネージャーの企画によって、日本ルナのキャラクター「ルナちゃん」の人形を松原氏が製作し、イラストは竹中氏が描き、演出効果が高く、訴求力のある売場をつくり上げた。売場づくりは、メーカーの協力も重要と考える瀧口マネージャーは「日本ルナの担当営業さんの熱い思いに後押しされたことも大きい」と話す。
次々と実施される売場づくりを楽しみにしている顧客が多い同店。お客さまに喜ばれる売場づくりへの挑戦は、今後も積極的に続けていくとのことだ。
野菜高騰へのおいしい対応策!
スムージーコース 大陳部門 グランプリ (株)まいづる百貨店まいづる本店 ショッピングプラザ (佐賀県唐津市)
左から、(株)まいづる百貨店 洋日配部 バイヤーの花田直氏、日本ルナ(株) 九州営業所の古橋弘彬氏、まいづる本店 食品担当 係長の岡本拓氏と売場担当の田口美桜氏、日本ルナ(株)西日本営業部 次長の黒木正昭氏
「挑戦するからには、上位入賞をめざすという思いで参加しました。実際にグランプリ受賞と聞いたときは、驚きと喜びが混じりあった不思議な感じでした」とまいづる本店 食品担当 係長の岡本拓氏は笑顔で語ってくれた。
昨年の売場展開時期は、天候不順の影響で野菜の高値が続いていた。その対応策の1つになるとの考えから、「日本ルナのディスプレイコンテストは活用できると思った」と㈱まいづる百貨店 洋日配部バイヤーの花田直氏。おいしく手軽に、食物繊維や野菜・果物を摂ることができるスムージーを提案できる絶好の機会になるからだ。チラシと連動させたことにより、売上はねらいどおりに大きく伸びた。
売場は、オリジナルのトップボードとともに、「日本ルナのスムージーは乳酸菌入り!」というボードで、乳酸菌および野菜・果物の摂取において期待できる特長をアピール。その効果は、リピート購入にも結びついた。
「お客さまにしっかり商品価値を伝える売場をつくることで、売上につながる」と話す。次回も、グランプリをめざし、挑戦していく考えである。