食卓にプラス1品の本格中華 ブランド訴求で好評の売場に！

商品特徴をしっかりと訴求

リーズナブルな商品からこだわりの商品まで幅広くラインアップしているヨークマート東逗子店

昨年の10月〜11月に実施された日本ハム冷凍食品の「中華の鉄人Ⓡ 陳建一シリーズ中華フェアディスプレイコンテスト」において、ボリュームコースのグランプリを受賞したのは、㈱ヨーク（東京都江東区、河田靖彦代表取締役社長）のヨークマート東逗子店である。デイリー部マネージャーの小野悠真氏は「グランプリを受賞できるとは思っていなかったので、うれしいです。選んでいただき、ありがとうございました」と語ってくれた。

長引くコロナ禍で、売上を伸ばすことが難しい状況が続く中、施策の1つとして、ディスプレイコンテストに参加。「イベント的な要素もあり、お客さまに買物を楽しんでいただけると考えました」と小野マネージャー。

上質商品のニーズが高い商圏ということで、本格中華としての「陳建一シリーズ」のブランド力と味わいを強力にアピールする売場を展開。“鉄人世代”ではない若い世代にも訴求できるように、POPによる商品訴求もしっかりと行われている。

さらに、焼売、小籠包、にら焼餅の商品サンプルも陳列。その商品力やボリューム感などを実感できる工夫によって、来店客の興味を喚起している。

「おかずとしての冷凍食品は、カテゴリーとして少ないこともあり、今回の本格中華惣菜の提案は、反響が大きく、大陳実施前に比べ、売上も2倍以上に伸ばすことができました」と小野マネージャーは語ってくれた。

メーカーからの支援が重要

ヨークマート東逗子店 デイリー部マネージャーの小野悠真氏

㈱ヨークは、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県に、「新しい食提案型のスーパーマーケット」として、103店舗展開している。

ヨークマート東逗子店の商圏は、ブランド力のある商品や新商品、健康志向の商品など、品質にこだわり、商品の価値観に納得して購入するお客さまが多い地域である。そのため、「商品の品揃えや提案には、そのニーズに応えるようにしています」と小野マネージャー。

ヨークは、日々の暮らしにおいて、食卓を楽しく、おいしくできる商品を品揃えしているという。

小野マネージャーは「今回の日本ハム冷凍食品のディスプレイコンテストは、ブランド力と商品力を兼ね備えた冷凍食品の提案ということで、店としては提案すべき商品ということで、参加しました」と話してくれた。

さらに、日本ハム冷凍食品の担当営業は、本部対応だけではなく、各店舗に訪問し、普段から情報提供や売場づくりの支援などを積極的に行っているという。今回のコンテスト用の売場づくりの支援はもちろん、終了後のフォローもしっかり行われた。「リピーターを確保するために、定番売場での目線に合わせた陳列の変更やPOPの提供などの支援をいただいたことから、定番での商品回転率は向上しました」と小野マネージャー。

人気のブランドになっている「中華の鉄人Ⓡ 陳建一シリーズ」であることから、メーカーと協力して、次回もコンテストで高評価を得られる売場づくりを行う考えである。

「中華の鉄人Ⓡ 陳建一」の訴求に加え、商品特徴をしっかりアピールすることで、より多くの来店客の購入意欲を高める演出が行われた売場