受賞店の声加工食品

秋の大陳写真コンテスト 大陳コース 迫力大陳賞 グランプリ (株)ヤマイチ 一之江駅前店

秋の大陳写真コンテスト

主催:株式会社桃屋

新商品が注目される陳列手法で販促効果と売上アップを実現!

新商品を売り込む施策

(株)ヤマイチ 一之江駅前店

店長の永田司氏(右)とフロア主任の長谷川裕輝氏

昨年の秋に実施された桃屋の「秋の大陳写真コンテスト」において、大陳コース迫力大陳賞のグランプリを受賞したのは㈱ヤマイチ(東京都江戸川区、岩楯信一代表取締役社長)の一之江駅前店である。店長の永田司氏は「前回に続いてのグランプリです。桃屋の営業担当さんの協力や支援があっての受賞だと思います。ありがとうございました」と語ってくれた。

フロア主任の長谷川裕輝氏は「定番での展開だけでは、認知度や購入率をアップすることが難しいのが新商品です。そこで、コンテストを活用して新商品を訴求しています」と話す。

今回は、「鶏ごぼうみそ」「にんにくみそ」「唐辛子みそ」の新商品3品と昨春の新商品「辛子明太子のり」を中央に陳列。什器を駆使して、ラウンド型に陳列した商品が浮き出てるような演出を採用した。アイデアがある陳列の効果によって、売場への立ち寄り率が非常に高い売場になった。

「びん詰は、きれいに並べられ、美しい陳列になる反面、インパクトに欠けます。だからこそ、変化のある陳列や商品を引き立たせるアイデアが必要です」と永田店長。さらに、レシピカードなどを活用して、アレンジメニューの提案も実施することで、購買意欲を刺激する売場づくりを行なった。

その結果、チラシとの相乗効果もあり、売上は想定以上になった。

売れる商品の足がかりに

(株)ヤマイチ 一之江駅前店

トライアル購入の機会としてコンテストを活用し、メーカーとともに定番商品へと育てていく一之江駅前店

㈱ヤマイチは、江戸川区で10店舗、千葉県で3店舗と13店舗のスーパーマーケットを展開している。一之江駅前店は、都営新宿線「一之江駅」の目の前の立地。午前中に来店するシニア層から夕方の勤め帰りの立ち寄り客など幅広い層に利用されている。

永田店長は「夕方に欠品などが起きないように、惣菜を含め商品補充には注意を払っています」と話す。コンテストの陳列も普段の陳列もフルに補充をするのではなく、敢えて補充しない場合もある。「売れた部分をそのままにすることで、売れている商品だと伝わります」と永田店長。

また、定番売場での展開だけでは商品アピールに限界があるという考えから、同社はコンテストに積極的に参加している。同様に、付加価値を感じてもらえるようなフレーズを書き込んだオリジナル作成のPOPやアレンジメニューのアピールを重視している。

メーカーとともに売れる商品へと育てていくことができるのがコンテスト。ブランド力がある桃屋のコンテストは参加しやすいので、今後も挑戦を続けていきたいと考えている。

(株)ヤマイチ 一之江駅前店

オリジナルPOPとメーカー提供POPをバランスよく活用し、さらにモニターを設置して映像と音声による効果的なアピールも実施するなど、アイデアと工夫がある売場