受賞店の声即席麺

おかげさまで塩20周年!お好みソース10周年!マルちゃん焼そば ディスプレイコンテスト 企業賞 グランプリ ㈱リオン・ドール コーポレーション

おかげさまで塩20周年!お好みソース10周年!マルちゃん焼そば ディスプレイコンテスト

主催:東洋水産株式会社

販促とスタッフのやりがいを育む全店参加のお祭り的イベント!

自主性を重視した全店参加

㈱リオン・ドール コーポレーション

リオン・ドール新津店:マルちゃんを笑顔のダルマや招き猫にアレンジしたオリジナリティー豊かなキャラクター的なイラストを採用。来店客が思わず立ち寄ってしまう魅力のある売場。

昨年の10月から11月に実施された東洋水産「おかげさまで塩20周年! お好みソース10周年! マルちゃん焼そば ディスプレイコンテスト」において、企業賞のグランプリを受賞したのは㈱リオン・ドール コーポレーション(小池信介代表取締役)である。商品部グロサリーバイヤー和日配担当の高橋俊洋氏は「グランプリは連続受賞をはじめ、何度もいただいていますが、その度ごとにうれしいです。これもすべて、各店のスタッフのおかげです」と喜びを語ってくれた。

コンテストは、常に全店参加で挑戦している。店舗ごとに商圏特性や店舗スペースが異なることから、高橋バイヤーからは、コンテストの実施概要を伝えるだけ。「各店が訴求テーマや演出方法などを独自に考え、アイデアのあるオリジナルPOPを作成し、売場をつくり上げています」と高橋バイヤー。他企業はもちろんだが、同社の店舗同士が良きライバルとなって切磋琢磨することで、売場づくりの技術やノウハウが、回を重ねるごとに磨かれている。

さらに、各店の担当者から「そろそろコンテストの時期ですよね」と問い合わせが入るという。「今では、お祭り的なイベントになっています」と高橋バイヤー。オリジナルPOPやレシピ提案、クロス販売など、演出や企画性を重視することで、来店客に喜ばれ、売上アップにも貢献。グランプリをはじめ、個店での各賞入賞という結果につながった。

多くの女性店長も活躍中!

㈱リオン・ドール コーポレーション

各店の売場づくりをバックアップしている商品部 グロサリーバイヤー 和日配担当の高橋俊洋氏(左)と、東洋水産㈱ 東北支店 福島営業所の原田侑治氏

福島県を中心に、新潟県、栃木県、茨城県の4県で69店舗(2023年3月現在)を展開している㈱リオン・ドール コーポレーション。地域密着型のスーパーマーケットとして、消費者に親しまれている。

福島県内を例にすると、会津と中通りエリアでは、風習や嗜好には違いがある。そのため、各エリアの商圏に合わせたニーズに応える品揃えが必要となる。

そのニーズを把握するための心強い存在が、地元の主婦でもあるパートスタッフである。顧客のほとんどが主婦であるため、品揃えのアドバイスや売場づくりに対して、主婦の視点や購買行動に即した提案を積極的に行える環境がつくられている。

ディスプレイコンテストにおいても、女性パートが多く参加して、売場づくりが行われている。「お客さまの目を引くキャッチフレーズやレシピ提案、イラスト作成など、主婦層の心を捉える女性ならではのセンスは、欠かせないものになっています」と高橋バイヤー。

このように、女性も積極的に登用している同社は、多くの女性店長も活躍している。高橋バイヤーは「適材適所で、女性スタッフと男性スタッフの得意分野を融合させることで、顧客に支持される店づくりを行っています。女性目線も、男性目線も、どちらも重要です」と語る。

東洋水産の「マルちゃん焼そば」は商品力があり、売上も高い。そして、「和日配商品のコンテストは少ないこともあり、挑戦する価値が高い」(高橋バイヤー)と考えている。恒例の全店参加のお祭り的イベントとして、来店客にアピールできる売場づくりで挑戦を続けていくという。

㈱リオン・ドール コーポレーション

リオン・ドール河東店:「ずぅ〜と変わらないこの味」と歴史を語り、「こまった日のとっておき」と手軽なおいしさをアピール。マルちゃんマークと手書きPOPで視認効果を高めている売場