KSP-POS マーケットトレンドレポート「ポケットグミ／ラムネ」

ポケットグミ/ラムネは金額前年比2桁アップで好調が続いている。一時期減少していたアイテム数、店当たり平均取り扱いアイテム数は2021年秋以降、回復。各メーカー、各ブランド好調に推移しているものが多い。

ポケット菓子

ポケット菓子の4割強の金額を占めるポケットグミラムネは直近1年間、継続して金額前年比110％以上。この影響でポケット菓子全体も前年比プラス基調で推移している。

▲KSP-POS食品SM（全国、月次2021年6月～2022年5月）

ポケットグミ/ラムネアイテム数

ポケットグミ/ラムネは、2020年12月頃にアイテム数が減少し、店当たり平均取り扱いアイテム数も少なくなった。その後、なかなかアイテム数、店当たり平均取り扱いアイテム数共に回復しなかったが、2021年9月から増加。2021年10月以降は前年を上回る値を維持している。

▲KSP-POS食品SM（全国、月次2021年6月～2022年5月）

メーカー別

明治、カンロの上位2社でポケットグミ/ラムネの金額全体の3割～4割を構成。この2社は直近1年間、常に金額前年比大幅プラスで推移。その他、カバヤ食品、ノーベル製菓、ロッテも継続して前年比プラスで推移をしており、多くのメーカーでポケットグミ/ラムネが好調である事がわかる。

メーカー別ポケットグミ/ラムネ金額前年比

▲KSP-POS食品SM（全国、月次2021年6月～2022年5月）

ブランド別

ブランド別に集計すると、上位ブランド以外の「他」のシェアが約4割。ポケットグミ/ラムネは多くのブランドがあり、バラエティ型のカテゴリーである事がわかる。
2022年5月は金額前年比がプラスのブランドとマイナスのブランドで分かれているが、直近1年間で見ると全体的にプラス基調である。継続して前年比プラスで推移しているのは、ペタグーグミ、カンデミーナ、ヨーグレット。金額構成が大きいピュレグミも2021年8月以降は大幅プラスが続いている。

▲KSP-POS食品SM（全国、月次2021年6月～2022年5月）

2022年5月アイテムランキング

▲KSP-POS食品SM（全国、月次2022年5月）

＜調査概要＞

POSデータ：KSP-POS 月次データ期間：月次 2021年6月～2022年5月地域 /店舗数：全国約886店舗＊KSP-POSは全国150社約1030店舗の食品スーパーから収集した販売情報データベースです。

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