結果発表菓子

湖池屋 ディスプレイコンテスト


主催:湖池屋

コース結果発表

企業コース

グランプリ

受賞店
(株)Aコープ佐賀様
佐賀県内の農畜産物を中心に、消費者へ提供しているAコープ佐賀様。数年前より10店舗以上の参加を続けていただいております。各店が手づくりPOPにこだわり、地域の皆さまに届くテーマを訴求。その陳列技術と独自性が高い評価となりました。
念願の企業でのグランプリを達成 各店のチャレンジ精神で有言実行
湖池屋さんのディスプレイコンテストでは、弊社の個店でのグランプリ受賞は、数回経験させていただいています。しかし、企業でのグランプリ受賞はありませんでした。 前回の「ムーチョだヨ! コース」グランプリ受賞の際に、やまもと店の店長が「次回は個店と企業でのダブル受賞を目指してがんばりたい」とコメントをしていました。3年ほど前から、10店舗以上で参加できる体制が整ったことで、挑戦を続けさせていただいていたのが、企業コースのグランプリです。ちなみに、ボリュームコースで、からつ店もグランプリを受賞し、企業と個店のW受賞を果たすことができました。有言実行というか、本当に獲得できた喜びはひとしおです。各店のチャレンジ精神でのがんばりが、最高の結果を生んだものと考えています。

弊社では日頃から、①大陳のテーマや趣旨を理解したうえで売場づくりを行う、②インパクトのある陳列を実施しながらも、商品の手に取りやすさや買いやすさを重視する、③アイデアのある演出と手づくりPOP にこだわる、の3つを重点ポイントに、各店が大陳に取り組んでいます。訴求力のある売場をつくるために、日々目標を持って切磋琢磨し続けています。

その中でも、商品アピールの中心となるのがPOPのオリジナル製作です。商圏特性を把握し、顧客のニーズにあった提案や訴求を効果的に実施するためには、手づくりが一番であると考えています。今回も、各店がそれぞれの顧客に向けたオリジナルのメッセージを込めたPOPをつくっています。高齢のお客さまも多いことから、よりわかりやすく、共感を得られるコトPOPをはじめ、さまざまなアプローチを実践しており、販促とコミュニケーションの両面からアピールできるPOP類で販売促進を行っています。

ディスプレイコンテストに参加することで、陳列技術やPOP づくりのスキルをアップすることができ、アイデアやノウハウも蓄積することもできます。そして何よりも、お客さま以外の第三者の目で評価をしていただけるため、勉強にも課題発見にもつながり、同時に励みにもなります。冷静に自分たちの技量を確認できる、貴重な機会とも捉えています。また、コンテストの売場づくりは、お客さまに楽しい買物の場を提供できる機会を増やすことができます。さらに、受賞することで、企業にとってもスタッフにとっても、モチベーションがアップできることも大きな効果となってあらわれます。

湖池屋さんのポテトチップは、国産じゃがいもを100%使用していることから、弊社の国産へのこだわりというコンセプトと合致しており、その点でも参加しやすいディスプレイコンテストでした。今後も協力をいただきながら、お客さまに喜ばれる売場づくりや商品提案を続けていきます。

そして、次回のコンテストでも結果を残せるように、参加店の個性や独自性を発揮しながら、総力を結集して挑戦させていただきたいと考えています。

準グランプリ

受賞店
(株)スーパーバリュー様、(株)オオゼキ様、(株)松源様、(株)山陽マルナカ様、(株)サンリブ様

ボリュームコース

グランプリ

受賞店
(株)Aコープ佐賀 からつ店様
「湖池屋のれん」やポテトチップスの「おしながき」など、オリジナルPOPをメーンに展開。パッケージのカラーリングを生かしてハートマークを浮かび上がらせるアイデアで、視認効果がアップしています。左右と前方に、張り出し陳列を組み合わせ、動きと変化が創出され、より注目率の高い売場になっています。
受賞店様インタビュー
今回は、湖池屋さんの「ブランドイメージをどのように伝えるか」と「商品訴求のアイデアの具現化」にこだわって、売場づくりを行いました。

ブランドイメージを伝えるテーマは「老舗」。ポテトチップスの老舗メーカーというイメージを訴求するため、オリジナルで「湖池屋のれん」をつくりました。湖池屋さんからの支給ではなく、布を購入し、ペンキの手書きで仕上げた「湖池屋のれん」です。製作に時間はかかりましたが、いい味を醸し出すことに成功していると思います。

商品訴求では、まず、「おしながき」トップボードです。「湖池屋のれん」の店では、種類豊富なポテトチップスが揃っていること。そこには、商品を選び、食べ比べができる楽しさがあることをアピールしています。

当店では、カラムーチョやムー超も人気商品です。今回、そのポスターなどの販促物のキャッチフレーズが「みんな超スキ。ムー超」だったことから、連動させて、センターにパッケージでハートマークをつくり出しました。「みんなが大好きな商品が揃った老舗のおいしさを味わいましょう」という大陳売場のコンセプトは、表現できたと思います。

当店のみならず、同社の全店は、オリジナルPOPにこだわりを持っています。とくに文字は、パソコンよりも手書きに限ります。あたたかさやぬくもりがあり、親近感が沸きやすい。そして、イメージも伝えやすく、目立ちます。売場への立ち寄り率や購買喚起を促進できるのは、手書きのオリジナルPOPではないでしょうか。

湖池屋さんの場合は、国産じゃがいも100%使用など、商品やテーマが理解しやすいことから、取り組み甲斐があります。小手先や技術だけに頼らずに、訴求力で勝負できるところが、コンテストに参加する魅力にもなっています。今後も、よりよい売場がつくれるようにがんばりたいと思います。

準グランプリ

受賞店
新鮮市場 八幡店様、(株)光洋 マックスバリュ羽倉崎店様、JAあまくさ Aコープ大矢野店様、MEGAドン・キホーテ 春日部店様、(株)Aコープ佐賀 ララベル店様

優秀賞

受賞店
スーパーアークス 北24条店様、卸売スーパー 現金問屋手稲店様、(株)ウオロク 柏崎店様、(株)とりせん 大泉店様、おかしひろば イオンタウン大垣店様、(株)越前屋様、(株)マルエイ 御船店様、(株)マキオ A-Z はやと店様、(株)マキオ A-Z かわなべ店様、MEGA ドン・キホーテ かわさき店様、MEGA ドン・キホーテ 上水戸店様、MEGA ドン・キホーテ 三郷店様、(株)スーパーバリュー 川口前川店様、(株)スーパーバリュー 八王子高尾店様、(株)スーパーバリュー 入間春日町店様、(株)スーパーバリュー 上尾愛宕店様、(株)山陽マルナカ 新倉敷店様、(株)山陽マルナカ マスカット店様、(株)山陽マルナカ 高屋店様、サンリブ わさだ店様

こだわりアイデアコース

グランプリ

受賞店
ヒラキ(株) 靴のヒラキ 姫路店様
入口すぐそばの季節催事スペースに、地元のシンボル「姫路城」が出現しました。天井まで届く高さのある陳列は、ボリューム感とダイナミックさを創出しています。また、POP類の装飾に頼らず、パッケージのカラーリングを生かしたシンプルな構成で表現された“城”は、インパクトと訴求力のある魅力的な売場になっています。
受賞店様インタビュー
ヒラキ(株) 靴のヒラキ 姫路店 店長 由良 浩和様


右から、姫路店 係長 谷口晃一様、店長 由良浩和様、係長 中井昌則様と、(株)湖池屋 近畿・中四国統括部大阪支店 坂本恒二

昨年の「コイケヤだヨ!コース」グランプリを同社の龍野店が受賞していたので、今回のディスプレイコンテスト参加は、プレッシャーがありました。グランプリを受賞できて、うれしさもありますが、ホッとしたという気持ちが強いです。

陳列については、とにかく目立つことを考え、高さを生かす売場づくりを考えていました。店内どこから見ても目立つよう、天井に届くまで商品を積み上げる。そこで、ひらめいたアイデアが、地元の姫路城でした。コンセプトは「湖池屋さんのPRIDE POTATOシリーズを世界遺産の姫路城のように、世界に誇れる商品にしていこう」です。

もう1つのこだわりが、POP類を極力使用せず、パッケージのみで売場をつくることでした。PRIDE POTATOシリーズは、パッケージに訴求力があるので、その魅力を全面に打ち出すために、あえてPOP 類で隠さないことを選択。別名「白鷺城」といわれる姫路城の白い漆喰、瓦、窓とそれぞれをブロックで組み上げるように“築城”していきました。

陳列の前には、パッケージサイズを測り、“築城”用の設計図をつくりました。細かい作業に苦労し、実際の陳列時には、商品を手に取りやすくしながらも、商品が倒れて落ちてこないように工夫するため時間をかけました。シンプルなのに手がかかる陳列でしたが、お客さまにも好評で、売上もアップしました。

機会があれば、また新しいアイデアを練って、参加させていただきたいと思います。

準グランプリ

受賞店
(株)ヤマイチ 今井店様、スーパーオザム 栄町店様、スーパーオザム バリュー羽村店様、(有)ケーワイカンパニー キッチンランドSUNSUN様、(協)亀岡ショッピングセンター アミティ様、(株)マルエイ 岩崎店様、(株)Aコープ佐賀 やまもと店様、(株)Aコープ佐賀 厳木店様、(株)Aコープ佐賀 はぴる肥前店様、(株)Aコープ佐賀 いまり店様

優秀賞

受賞店
うおかつ 安中店様、新鮮市場 江戸袋店様、(株)ヤマイチ 一之江駅前店様、(株)ヤマイチ 原木中山店様、(株)マルヤ 小山店様、スーパーオザム バリュー野上店様、フレスト 松井山手店様、(株)京阪百貨店 枚方店様、ディアーズコープ いこま店様、(株)ユニサン 安倍店様、(株)マルエイ 尾ノ上店様、(株)マルエイ 伊倉店様、(株)マルエイ 新長洲店様、(株)マルエイ 横島店様、(株)マルエイ 築地店様、(株)マルエイ 大牟田店様、(株)Aコープ佐賀 しろいし店様、(株)Aコープ佐賀 川良店様、(株)Aコープ佐賀 虹の松原店様、(株)スーパーバリュー 戸田店様

審査風景・審査員

株式会社湖池屋
常務取締役 西野 宏 執行役員 営業本部 本部長 濱田 豊志 営業本部 営業戦略室 室長 岡野 栄次郎 マーケティング部 部長 柴田 大祐 戦略リサーチ部 部長 田村 知也
株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア
流通マーケティング局 局長 味方 和也