受賞店の声

第46回KINCHO 防虫剤 V.I.P. 陳列コンテスト、V.I.P.大賞 マックスワールド 加木屋店様【受賞店の声】

地元のシンボルを活用した地域密着店ならの訴求が抜群!

共通点は“やさしく守る”

 今年の春に実施された「第46回KINCHO 防虫剤 V.I.P.陳列コンテスト」において、V.I.P.大賞を受賞したのは、(株)マックスワールド(愛知県)の加木屋店である。売場づくりを担当した日用品バイヤーの阪野幸久氏は「会社としては、過去にKINCHOの大賞受賞歴がありますが、私としては初めて受賞に関われたので、とてもうれしいです」と笑顔で話してくれた。

入口すぐのところで、ボリューム感いっぱいに壁面陳列された売場は、迫力があり、来店者の誰もが目を奪われ、立ち止まったという。「タンスにゴンゴン」のフルアイテムを陳列することで「見た目の美しさにつながるカラーコーディネーションを意識した」と阪野バイヤー。インパクトと見映えの良さがうまく調和した売場である。

演出面では、季節演出だけでは物足りないと感じていたことから、地元・東海市のシンボルである「聚楽園大仏」を採用。市民を“やさしく見守る大仏”と“衣類を守るゴンゴン”をシンクロさせる訴求方法である。「地域密着型として、オリジナリティーのある売場にできたポイントのひとつです」と阪野バイヤー。

来店者からも「楽しい売場ね」や「買いたくなる売場だね」などの声が聞かれるほど、好評の売場になった。

フレンドリーな接客対応

マックスワールドは、20年ほど前にスタートした。その後、日用品などを扱う地域密着型のディスカウントショップとなり、現在、愛知県内で3店舗を展開している。

加木屋店の顧客は、シニア層が中心となっている。そこで、同店が重視しているのが、来店客とのコミュニケーションである。商品を探している場合や、商品の使い方に関する質問など、親身になって、対応することが求められる。さらに、顧客とスタッフが顔なじみとなれば、日常的な会話やちょっとした相談ごとなど、買物以外のプラスアルファとして、会話をできることを楽しみに来店する人も多いという。「フレンドリーな接客や会話によるコミュニケーションは、当店にとって必要不可欠なものになっており、近隣の競合店にはない魅力ではないでしょうか。そのため、スタッフにはコミュニケーションに関する教育も行っています」と阪野バイヤーは話す。

KINCHOの陳列コンテストは、季節にあわせた来店者への衣替えの告知にもなり、商品提案にもなることから、積極的に参加している同店。「KINCHOの『タンスにゴンゴン』は、知名度もあり、指名買いのお客さまも多いことから、安心して参加でき、売上もアップできることが魅力」と語る阪野バイヤー。

顧客にも喜ばれ、売場の活性化にも生かせる陳列コンテストの魅力について、受賞の喜びとともに、再確認できたとのことである。