アレンジメニューや梅雨時に合わせたストック品としての利用を提案
「たらこキユーピー」20周年を独自の販促物でアピール
キユーピーでは、今期「たらこキユーピー」が生誕20周年を迎えることを機に、「あえるパスタソース」シリーズの中でも、とくに人気の高い「たらこ」「明太子」のリニューアルを実施。今回のディスプレイコンテストは、この20周年をテーマに、「あえるパスタソース」をはじめ、パウチタイプや関連商品などを対象として実施された。
ここでボリュームコースの金賞を獲得したのが、株式会社エコスTAIRAYA拝島店。売場を担当した副店長の小澤氏は、「お子さま連れの若年層のお客さまに喜んでいただくことを目的として参加しました。参加するからにはできるだけのことはしようと、キユーピーさんのディスプレイコンテストの過去の受賞売場をチェックし、さらに20周年をテーマにどう売場でアピールしていくかを考えました。その結果が評価されたことは大変うれしいです。キユーピーさんとケイ・エスエスさんにも感謝したいと思います」と喜びを語る。
同店では、近隣の競合環境が激化する中で、ふだんから若年層の顧客へのアピールを目的に、他店ではあまり見かけないような珍しい商品、目新しい商品を積極的に品揃えし、買物の楽しさを提供できる店づくりをめざしている。
一方で、定番となる商品をきっちり訴求できる機会として、メーカー主催のディスプレイコンテストなどにも積極的に参加する方針を取っている。
今回も出入口付近の目立つスペースを大きく確保し、フロアから天井までの高さを最大限に活用。ボリューム感たっぷりで、来店客の目を引きつけるダイナミックな陳列を展開した。
巨大たらこキユーピーが来店するイベントも開催
小澤氏は、「とにかく足を止め、目を止めていただくために、さまざまな工夫を行っています。まずマスコットのぬいぐるみを中央に配置して、とくにお子さまからの注目度を高める。そのうえで、『あえるパスタソース』のさまざまな活用方法を発信するなどのメニュー提案や、梅雨の時期に合わせて、傘をさした『たらこキユーピー』を配置。ストック品としての利便性を訴求するキャッチも掲げています。結果として反応も非常によく、マスコットと並んで写真を撮っていらっしゃるお客さまもいて、非常に喜んでいただけたと思います」と大陳効果を高く評価している。
また背景の「20周年」を訴求する手書きボードやPOPなど、オリジナルに制作した販促物を随所で使用。迫力と同時に手づくり感にもあふれた楽しい演出に成功している。このほか、陳列期間中の日曜日に巨大「たらこキユーピー」の着ぐるみが登場するイベントも開催。「たらこキユーピー」と一緒の写真撮影会や、グッズが当たる抽選会などを実施した。店内放送でもイベントを紹介したことで家族連れのお客さまの集客に成功。店舗の活性化に大きく寄与したという。
小澤氏は、「こうしたイベントを含めてキユーピーさんからの大変大きなサポートが効果を高めることにつながりました。また、もともと『あえるパスタソース』は、全体的によく売れていましたが、今回の陳列では定番に入っていない商品の動きが意外によいなど、新しい発見もありました。こうなったら、次回も金賞をめざして取り組むしかないので、またキユーピーさんの協力をいただきながら、次のアイデアをじっくり考えていきたいと思います」と意欲を語っている。