結果発表加工食品

第8回 エバラ鍋 ディスプレイコンテスト


主催:エバラ

コース結果発表

ボリューム陳列コース 〈特設売場(催事・エンド)〉

最優秀賞

受賞店
ユニー(株) アピタ阿久比店様(愛知県)
コメント
食品売場正面入口の催事場にて合計580ケースという圧倒的なボリュームで展開。新商品の「なべしゃぶ」は360度のタワー状に積み上げ、巨大商品の販促物を取り付けて演出しました。定番の「すき焼のたれ」も、担当者が高さにこだわったという迫力の陳列が目を引きます。「プチッと鍋」シリーズは全10種で展開。毎週末に試食を積極的に行ったことでまとめ買い需要に貢献しました。
インタビュー

食品副店長 鎌田 英治様(左)
ドライ担当 伊藤 友貴様(中)
ドライ担当課長 浅田 義光様(右)

 今回はボリューム陳列コースの最優秀賞をいただきありがとうございます。当社はディスプレイコンテストに力を入れており、社内の他店舗が受賞すると受賞店舗の売場を見に行ったり、次回は自店舗でも挑戦してみよう、という気風があります。今回のコンテストは最優秀賞を狙って応募しただけに、この結果を非常に嬉しく思っています。  売場づくりに関しては2週間ほど前から取り組みました。昨年、このコンテストで当社のアピタ東海荒尾店が最優秀賞を受賞しましたが、過去の受賞店と同じような印象の売場ではなく、独自性を持った陳列にしたいとスタッフ同士で話し合いながら、イメージを固めていきました。  今回は食品売場正面入り口の催事場で「すき焼のたれ」「プチッと鍋」シリーズ「なべしゃぶ」を合計580ケースという大ボリュームで展開。青果売場が近いこともあって、鍋料理を想起しやすい場所だったと思います。陳列の最中からお客様に注目していただき、来店してくださったお客様にインパクトを残せました。  ポイントは最初に目に飛び込んでくる位置に、新商品である「なべしゃぶ」を陳列した点。TVCMの効果も高く目立つ位置に陳列したこともあって、動きは非常に良かったと思います。また定番商品である「すき焼のたれ」も、高さを出したボリューム感のある陳列にこだわりました。  「プチッと鍋」シリーズは、通常時は売れ筋5種のみの取り扱いですが、コンテストに合わせて全10 種類をそろえました。バラエティ感のある品揃えに加えて週末には試食販売も実施したことで、2種、3種とまとめ買いする人も目立ちました。暖冬の影響で初速が鈍かった鍋商材でしたが、ボリューム感のある陳列とエバラ食品さんのブランド力でしっかりと売り切ることができました。今後も「見やすく」「手に取りやすく」「分かりやすい」売場づくりで、コンテスト2連覇を目指したいと思います。

優秀賞

受賞店
ユニー(株) アピタ浜北店様(静岡県) 通路いっぱいに展開された「プチッと鍋」と「なべしゃぶ」のジャンブル什器のひな壇は、迫力満点です。「プチッと鍋におまかせあれ!」という購買意欲をそそるPOPや、同店の開業10周年と「プチッと鍋」の10周年をかけて「10」のバルーンを付けるなど、オリジナリティのある演出も光りました。 (株)キョーエイ キョーエイキャロット1店様(富山県) 「家族だんらん鍋にストレートか瓶つゆを」、「ひとり鍋には『プチッと鍋』で!!」という大家族から少人数まで幅広く対応する鍋つゆの魅力を前面に出した売場です。店舗に入ってすぐの特設売場での展開で、シズル感のある販促物も相まって今晩のメニューが想起しやすいのもポイントとなっています。

エバラ賞

受賞店
(株)道北アークス ウェスタンパワーズ様(北海道) (有)ケーワイカンパニー キッチンランドSUNSUN店様(京都府) (株)Aコープ西日本 エルシィー店様(島根県)
ユニー(株)アピタ鳴海店様(愛知県) (株)ニッコー ニッコー淡路店様(大阪府)

アイデア陳列コース〈多箇所展開・関連陳列(催事・エンド・生鮮)〉

最優秀賞

受賞店
オーケー(株) オーケー草加舎人店様(埼玉県)
コメント
「プチッと鍋」のバケツ型什器を活用し、鍋の主役である青果の定番冷蔵ケースの下で展開した「プチッと鍋ロード」は、今までにない斬新なアイデア。9種類の味を取り揃えることでバラエティ感を演出し、コルクボードに「プチッと鍋」人気ランキングを掲載することで、購買意欲を刺激しています。青果売場での新たな関連販売手法として非常に見ごたえのある演出になりました。

優秀賞

受賞店
ユニー(株) ピアゴ大治店様(愛知県) 精肉売場と鮮魚売場の冷蔵オープンケースで展開した「プチッと鍋」の関連販売。商品パッケージの色に合わせたジャンブル陳列やメニュー提案、担当者のコメントが入った手作りのPOPなど、温かみのある演出が光りました。 (株)フィールコーポレーション エクボ半田店様(愛知県) 「プチッとな一日」をテーマに、朝のスープ、昼の炊き込みご飯、夜の鍋、夜食のラーメンといった「プチッと鍋」によるメニュー提案を行ったアイデア満載の特設売場。鍋メニュー以外でも汎用性が高い点を訴求しています。

エバラ賞

受賞店
(株)ホクノー ホクノー厚別5条店様(北海道) (株)ノセボックス ショッピングスクエアーノセボックス様(大阪府) (株)ツジトミ・(株)サンフレッシュ ツジトミ交野店様(大阪府)
ユニー(株)アピタ桶川店様(埼玉県) マックスバリュ九州(株)マックスバリュ八女本村店様(福岡県)

チェーンストアコース 〈特設売場(催事・エンド・生鮮)〉

(10店舗以上または全店でご参加いただいた企業様)

最優秀賞

受賞企業
(株)フーズマーケットホック様(島根県)
ホック揖屋店様(島根県)/ホック伯耆店様(鳥取県)/ホック昭和町店様(鳥取県)/ホックキャスパル店様(島根県)/ホック山代店様(島根県)
受賞企業様インタビュー

代表取締役社長 藤原 隆之様(中)
執行役員 商品開発部長 澁谷 仁志様(右)
商品開発部 食品バイヤー 武田 明子様(左)

 今回は鍋ディスプレイコンテストにてチェーンストアコースの最優秀賞をいただき、大変うれしく思っています。これまでもさまざまなディスプレイコンテストに挑戦してきましたが、今回は14店舗全店参加で、なおかつ最上位の賞の受賞は初めてだったので、今後に向けて非常に励みになります。  当社では会議の際、その月の売り込み商品の試食会と共に、オリジナル手書きPOPの勉強会や情報交換する時間を設けています。特に売場の成功事例については、売場の写真を共有し、自店舗の売場づくりに活かすなどの取り組みも行っています。  今回のコンテストの全店参加について、売場面積が店舗によって異なるため、場合によっては催事スペースを確保するのが難しいところもありました。しかし、季節柄展開しやすい鍋商材がテーマだったこと、青果売場とのクロスMDも実施しやすいことから、生鮮売場のバイヤーも巻き込み、全店舗で展開することができました。エバラ食品さんの販促ツールも活用し、各々がお客様の目に留まる売場づくりができたと思います。  新商品の「なべしゃぶ」はTVCMの効果もあってお客様からの反応も良く、売れ行きも良かったです。また、「すき焼のたれ」についても島根県の出雲大社の方では冬至の日にすき焼きを食べる習慣があり提案がしやすかったようです。特に近年は牛肉は伸びているので、今後もハレの日提案を含めてすき焼きの需要をさらに高めていきたいです。   18年の年末は暖冬の影響もあり、鍋つゆ関連は厳しい状況にありました。しかし「プチッと鍋」シリーズのような使いきりの濃縮タイプは前年2ケタ増で推移しており、まだパイは小さいものの、個食対応や汎用性の高さで今後も伸長すると感じています。  今回の受賞を励みに今後もディスプレイコンテストに参加し、お客様に楽しい買い物体験を提供していきたいと思います。

優秀賞

受賞企業
(株)ヤオハン様(栃木県)
ヤオハン大森店様(栃木県)/ヤオハン川原田店様(栃木県)/ヤオハンプラザアイム様(栃木県)
(株)JAおきなわAコープ様(沖縄県)
Aコープモーレ店様(沖縄県)/Aコープ玉城店様(沖縄県)/Aコープ首里石嶺店様(沖縄県)

エバラ賞

受賞企業
(株)リオン・ドールコーポレーション様(福島県) (株)タイヨー様(茨城県)
リオン・ドール坂下店様(福島県)/リオン・ドール新津店様(新潟県)/リオン・ドール高根沢店様(栃木県) ビッグハウス鹿嶋店様(茨城県)/ビッグハウス桜の郷店様(茨城県)/ビッグハウ東金店様(千葉県)
(株)キューピット様(新潟県) (株)デリシア様(長野県)
キューピット かめだ三條岡店様(新潟県)/キューピット 南紫竹店様(新潟県) デリシア桐店様(長野県)/デリシア元町店様(長野県)/デリシア庄内店様(長野県)/デリシア大町店様(長野県)
(株)野嵩商会様(沖縄県)
ユニオン真嘉比店様(沖縄県)/ユニオン安慶名店様(沖縄県)/ユニオン前島店様(沖縄県)

審査風景・審査員

エバラ食品工業株式会社
代表取締役社長 宮崎 遵 取締役副社長 髙井 孝佳 専務取締役 森村 剛士 上席執行役員 マーケティング本部長 近藤 康弘 執行役員 家庭用営業本部長 鈴木 拡 執行役員 家庭用営業本部 副本部長 小林 元昭 執行役員 家庭用営業本部 副本部長 二條 達也
株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア
代表取締役社長 石川 純一