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*POSデータの対象店舗数、抽出期間等は巻末参照。
カテゴリー分析
嗜好飲料の紅茶は2018年10月以降前年マイナスで推移していたが、2019年1月は105%とプラスに転じた。
清涼飲料の紅茶ドリンクは2018年11月以降前年プラスで推移を続けている。
関連カテゴリー分析
紅茶は嗜好飲料、清涼飲料、それぞれの小分類の中で5~6%の金額を構成している。嗜好飲料は2019年1月、紅茶以外の細分類は全て前年マイナスであるが、紅茶のみプラス。
メーカー分析
紅茶(嗜好飲料)
紅茶は上位5社で80~90%の金額を構成している。 シェア2位で紅茶全体の20%前後の金額を占めるユニリーバ・ジャパン(リプトンブランド)が2019年1月、金額前年比122%と大きく伸長。リプトンは2018年11月より常設店舗の「Lipton Tea Stand」の展開をスタートしている。 シェア1位の三井農林も前年比101%、4位の片岡物産も前年比108%と好調であった。 また、2018年7月に紅茶全体が前年比106%になった際に好調だったのはサントリーホールディングス。牛乳と割るとラテになるボスラテベースから2018年7月に紅茶ラテが発売された。
紅茶ドリンク(清涼飲料)
紅茶ドリンクは上位3社で80~90%の金額を構成している。 シェア3位の日本コカ・コーラは売上伸長率が大きい。日本コカ・コーラは2018年春から紅茶と果汁とはちみつから作ったCRAFTEA(クラフティー)ブランドを開始しており、オレンジティーやピーチティーを販売している。 シェア2位の森永乳業も2018年9月以降継続して前年比プラス。リプトンの紙パック商品は森永乳業から発売されており、嗜好飲料の紅茶同様、リプトンが好調である事がわかる。
アイテムランキング
紅茶(嗜好飲料)
紅茶ドリンク(清涼飲料)
<調査概要>
POSデータ: KSP-POS 月次データ、週次データ 期間 : 2017年2月~2019年1月 地域/店舗数 : 全国 約830店舗 *KSP-POSは全国150社約1050店舗の食品スーパーから収集した販売情報データベースです。 参考:ユニリーバ・ジャパン株式会社 https://www.unilever.co.jp/ サントリーホールディングス株式会社 https://www.suntory.co.jp/ 日本コカ・コーラ株式会社 https://www.cocacola.co.jp/ 森永乳業株式会社 https://www.morinagamilk.co.jp/ 株式会社KSP-SP URL:http://www.ksp-sp.com/ |