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*POSデータの対象店舗数、抽出期間等は巻末参照。
2018年 食品全体概況
加工食品、菓子、飲料酒類全て金額では前年マイナス。客数も前年97.9%と減少。
2018年 金額前期比アップ カテゴリーランキング ※
2018年、前年比がアップしたものは簡便系と健康系で話題になったカテゴリーが上位を占めている。また、今年の夏は猛暑だったので、7位氷、17位水、24位パーソナルアイス他、28位スポーツドリンクなども好調であった。
※生鮮食品は除外、当期金額が1億円未満のカテゴリーは除外
調理済みシチュー
調理済みシチューは直近1年間常に金額前年比大幅アップで推移をしている。
調理済みシチューのメーカーシェアは2018年以降大幅に変動している。2018年1月時点ではハウス食品が半分以上を構成していたが、2018年4月に伊藤ハムと逆転。以降、直近の2018年11月まで伊藤ハムがシェア1位をキープしている。また、2018年9月以降は開花亭が売上を伸ばしてきており、中村屋のシェアを抜いて3位となった。
<調理済みシチュー アイテムランキング>
きな粉
きな粉は2018年3月24日にTBS「ジョブチューン」で便秘解消に効果があると紹介された。その後8カ月経った2018年11月でも前年比120%と好調を維持している。
<きな粉 アイテムランキング>
上位30商品の既存商品は全て前年比プラスとなっている。
水産缶詰
さば缶が好調で、2018年1月段階では水産缶詰の中で23%の金額構成であったが、直近11月では32%にまでシェアが高まって、ツナ缶の売上とほぼ同等になってきている。また、全体の金額は大きくないが、いわし缶も2018年以降大幅な前年アップが続いており、特に2018年7月以降は前年比200%超えで推移している。
炭酸水
炭酸水は2018年以降常に前年プラスで推移しており、特に2018年3月以降は2桁アップとなっている。
<炭酸水 アイテムランキング>
上位30商品中11商品が2018年以降発売の新商品。(黄色)
その他加工肉類
その他加工肉類の中で、サラダチキンは15~40%位の金額を構成しており、夏になると売上が高まる。サラダチキンは前年比大幅アップが続いており、直近2018年11月も前年比167%。
サラダチキンは平均価格が下がっている。
<その他加工肉類 アイテムランキング>
上位30商品中10商品がサラダチキン。(黄色)
<調査概要>
POSデータ: KSP-POS 月次データ、週次データ 期間 : 2017年1月~2018年12月 地域/店舗数 : 全国 約830店舗 *KSP-POSは全国150社約1050店舗の食品スーパーから収集した販売情報データベースです。 株式会社KSP-SP URL:http://www.ksp-sp.com/ |