受賞店の声加工食品

大阪王将 おうちで楽しむ街中華 2024年春季ディスプレイコンテスト 企業賞 グランプリ 株式会社ビック・ライズ

大阪王将 おうちで楽しむ街中華 2024年春季ディスプレイコンテスト

主催:株式会社イートアンドフーズ

昨年に引き続き2回連続のグランプリ陳列は店舗の独自アイデアにまかせる

好調な冷凍食品カテゴリーをさらに活性化するきっかけに

株式会社ビック・ライズ

今回、ボリュームコースで準グランプリに輝いた食品館あおば鷺沼店の陳列

昨年、イードアンドフーズが実施した春季ディスプレイコンテストに続いて今回も企業賞グランプリに輝いたのは、神奈川県を中心にスーパーマーケット「食品館あおば」をチェーン展開するビック・ライズ。昨年に続き、同社の全35店舗がコンテストに参加した。

同社取締役グロッサリー本部長の中嶋幸治氏は、「全店参加という方針がありましたが、実際の陳列は各店舗が店の状況を踏まえて独自に工夫したものです。コンテストのレベルが上がっている中で、昨年に続く受賞で驚きましたが、率直にうれしいです。すべて店舗のスタッフのおかげです。感謝したいと思っています」という。

また、冷凍食品部門を担当する同社日配バイヤー兼ブロック長の阿部栄氏は「昨年の参加で販売実績も非常に良かったので、今年も参加させていただきました。コンテストを機会に露出を増やすことで、売上アップにつながります。特に冷凍食品は、引き続き伸長しているカテゴリーで、昨年同期と比較して110%以上の販売実績につながりました。やはりメーカーさんとコラボする意義は大きいと思います」と語る。

阿部氏は、イートアンドフーズの商品について、味が良くコスパにも優れているという点で高く評価しており、販売実績も好調だという。

販促ツールを駆使してインパクトのある陳列を実現

株式会社ビック・ライズ

株式会社ビック・ライズ 取締役 グロッサリー本部長 中嶋幸治氏(右から2人目)、日配バイヤー 兼 ブロック長 阿部栄氏(左)、食品館あおば鷺沼店 店長 奥泉直之氏(左から2人目)、同店 グロッサリー担当 中村雪菜氏(中央)、株式会社イートアンドフーズ 営業本部 市販東日本営業部 関東支店 手塚航介氏(右)

今回参加したビック・ライズの店舗の中でも上位入賞を果たしたのは食品館あおば鷺沼店。

同店店長の奥泉直之氏は、「2022年オープンの新しい店舗でもあり、日頃からお客さまに陳列を通して店の特徴を打ち出し、さまざまな商品を提案していきたいと考えています。お客さまの層は幅広いですが、比較的ヤングファミリー層など、若い世代の方々が多い店舗です。冷凍食品が日頃からよく売れる店でもありますので、今回の企画では思い切って目立つ売場を作ろう、という方針で臨みました」という。

実際に陳列を担当したのは、同店グロッサリー担当の中村雪菜氏。「コンテストの陳列を担当するのはほとんど初めてでしたので、賞についてはあまり意識していませんでした。とにかく昨年の売場写真などを参考にして、インパクトのある売場をつくろうと考えました。提供された販促ツールをできるだけ活用し、広い冷蔵の平台のスペースを活かした陳列を行いました。商品発注についても、店長と相談しながら売れ筋を中心に品揃えするようにしており、今回は陳列のボリューム感もあって、目につきやすい売場にすることができたと思います」という。

特に冷凍食品部門では高い位置のボードやPOPを掲げるケースが少ないため、注目度は高かったという。

中嶋氏はこうした企画に参加する意義について、「メーカーさんからのせっかくの提案でもあり、状況が許す限り参加して、販売促進につなげていきたいと考えています。また、担当したスタッフについては、結果が出れば自信にもつながりますし、モチベーションも向上すると思います。何より、お客さまに喜んでいただき、店舗の活気や情報発信を受け止めていただければ幸いです」と語ってくれた。

株式会社ビック・ライズ

食品館あおば常盤台店はアイデアコースで準グランプリを獲得した